TSUBURA WATANABE メンバー紹介

渡邉 円(わたなべ つぶら)

地域を愛し、地域と寄り添う、地域の今後の担い手

渡邉円写真

2002年新潟県生まれ

現在大学で近代史を専攻しており、行政村と大字の関係性について研究しています。幼い頃より地元の地域文化に触れる機会が多く、地域文化に関心があります。地域創生と文化保全・継承について学ぶためにカルティブのインターンシップに参入しました。将来は地域文化の継承ができる環境を創る活動を行うことで、街の活性化に繋げていきたいと考えています。

株式会社カルティブでのインターンの感想

私がカルティブのインターンに参加したのは、大学卒業後、地域と関わりのある仕事がしたいと考えたときに地域と何かしら関わりのある企業でインターンシップをしたいと思ったからです。

地域と関わりのある仕事をしていきたいと考えたのは、父が商工会や青年会議所などに所属している関係で、地元の地域振興に関わる話を聞く機会や、実際に行事などに参加させていただく機会を通して、自分の地元を盛り立てたいと考えたからです。

そこでインターンシップでは地域住民の視点だけでなく、行政の視点が学べる企業がよいと考えました。裏を返せば、行政と関わりのある企業であればよかったので、「カルティブだから入りたい。」とかではなかったです。

インターンシップ先を探していた時に偶然目にして、気になったから応募したら参加させていただくことができたという感じでした。

選考時、初めての面談が社長面談で、「最初から社長と面談ですか?!」という衝撃は面接から二年経った今でも覚えています。

後に、紹介からインターン生になる子が多いなかで、私のようなケースは少数派だということを聞いて、カルティブのインターン生になるというのは、本当に良い縁をいただいたなと感じました。

カルティブでのインターンシップを通して得られた経験・知識は大きくわけて二つあります。

一つは、社会人としての経験を積むことができたという点です。

SNS企画の企画打ち合わせに参加させていただいていた時は、調査を元に企画立案を行うといったことを、打ち合わせに同行させていただくようになってからは、議事録の作成をメインに社会人としての所作を隣で勉強させていただきました。

生まれて初めて名刺を頂いて、お渡ししたときはかなり緊張した上に作法もなっていなかったのではないかと思いますが、回を重ねる事に少しは上達した…と思いたいです。

未だに慣れませんが、社会人になる前に先んじてこういった経験を積むことができたことは良かったです。

また、所作だけでなく考え方についても多くご教授いただく機会がありました。

それは、地方銀行訪問の際に、私だけ新幹線の大幅な遅延に巻き込まれたときのことです。

その日は現地までたどり着くことができましたが、「行く」という選択肢以外にも、「引き返す」やオンラインで参加できる会議だったので「オンライン参加をする」といった、イレギュラーに対する対応の選択肢を広く持てる視野が持てると良いこと、選択をする際にはその選択によって周囲の人に関わる影響等も考えられるともっといいよね。という話でまとまりました。

最初に挙げた社会人としての所作だけでなく、社会人としての考え方のようなものも同時に学べたことはとても良い経験になりました。

二つ目は、官公庁との打ち合わせに同行できたという経験です。

特に印象に残っているのは、群馬県の地方自治体に訪問した際に、企業版ふるさと納税のプラットフォームを上手く活用できていないという話です。

大学卒業後は自治体のICT支援などを行っている会社に入社します。

官公庁との打ち合わせに同行できたことは、春からの自分の仕事への必要性及び重要性を再認識することができました。

それだけなく、今後地元である新潟県で地域を盛り立てるためのサービスの開発やその利用支援が仕事として生まれる事の可能性を感じる事ができた。そういったチャンスがあれば、ものにして行きたいと思うと同時に、インターンシップでの経験が活きたら良いなと思っています。

また、社長に同行させていただくようになると大学生が普段会うことがめったにない、組織の上役の方とご一緒させていただく機会に恵まれました。

個人的にインターンシップを通して一番記憶に残っているのは、とある企業の方が仰っていた「誰と会うか」が重要であるということです。

物事を進めるためにはそれ相応の立場の人に会うことが重要であるという意味での、「誰と会うか」なのですが、私はそれだけではないと感じました。

社長経由でお会いした方々の話を聞いていると、その方達にとって、分野が合致すれば、一緒に活動したら面白いから呼びたい人材、つまり「誰と会うか」が大事なのだと感じました。

これ以外にも、社会人としての知識や経験以外の「人としてどうあることがどう人に見られるか」などといった人間としての、今後生きていくうえでの学びを得られたことは貴重でした。

このインターンシップは新潟にずっと住んでいたらできない、いやむしろ東京に住んでいても滅多にできない経験でした。

私は、他のインターン生よりも在籍期間も活動時間も短かったのですが、短い時間の中で貴重な経験を沢山積ませていただきました。

このような機会が与えられたことに感謝すると同時に、もっと早く始められていたら、もっと早くに自分のやりたいことの指針を立てられていたらという後悔。そしてカルティブでのインターン生としてもっと活躍したかったという思いがあります。

それだけ、カルティブの活動は私にとっての「初めて」がたくさんあり、その一つ一つが私を成長させてくれました。

この先長く続く人生の中で地元に何か一つでも残せるよう活躍していくためにも、このインターンシップで得た経験と学びを胸に楽しみながら自分らしく努力していきたいと思います。

カルティブのインターン生としての活動は最高で、「最幸」な時間でした。二年間ありがとうございました。

当社のWEBサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを最適化するためにCookieを使用しています。
当社のWEBサイトを引き続き使用すると、Cookieの使用に同意したことになります。詳細については、こちらをお読みください。