岩手県土地改良事業団体連合会(水土里ネットいわて)が主催の『令和6年度小中学生による「美しく豊かな村づくり」絵画コンクール』の審査会が開催され、当社の竹村が審査員長を務めました。
岩手県内の子どもたちが描く、それぞれの農業・農村の絵画
この絵画コンクールは平成4年から開催しており、絵画を通じて私たちの暮らしに関わりのある「農業・農村」への理解を深め、親しみや関心を持ってもらう目的で開催されております。30年以上に亘り継続されてきた、貴重なコンクール審査の機会となりました。
作品は、小学校から中学校までの生徒から、前年の応募数を大きく上回る205点が応募されました。岩手の子どもたちの作品ということもあり、岩手の風景や農業、農村など地域に根ざした題材が多く見られました。日常で子どもたちが感じる身近な風景に地域の魅力が詰まっていました。
審査では、美しさや絵の上手さだけではなく、絵画に込めた主題を、どのように描ききっているかも大切な審査観点でした。それぞれの児童、生徒の目線から切り取られた一枚は、どれも見応えがありました。複数名の審査員を迎え、多様な観点から入念な審査をさせていただきました。
また、今回の審査では、絵画コンクールの審査に加えて、「農村景観」写真コンクールの審査も併せて担当しました。写真コンクールは、平成7年より開催しており、「風景部門」と「人物部門」の2部門で募集され68点の写真が集まりました。
写真コンクールでは、年齢による応募制限がないため、技術力の高い作品や貴重な瞬間を捉えた作品が競い合いました。審査では、報道写真の専門家にも加わっていただき、写真ならではの観点も交えた審査となりました。
コンクール主催者 岩手県土地改良事業団体連合会の取組
主催者の岩手県土地改良事業団体連合会は、岩手県内の土地改良事業に関する技術的指導・支援、教育・情報提供、調査・研究等によって土地改良事業の適切な実施と会員の効率的な運営の確保を図る事業に取り組んでおり、地域の農業と農村の発展に寄与する重要な役割を果たしています。
同会は、農業が食料生産の場であるとともに、豊かな自然や伝統文化を育んでいることや、農村が持つ多面的な機能の維持・保全への理解促進を目的にコンクール活動を継続されています。その取組に深く敬意を表します。
子どもたちの創造性を応援するカルティブ
竹村はこれまでも、他のコンクール審査に携わってきましたが、今回新たに岩手県土地改良事業団体連合会様のコンクールにお声がけいただいたことにより、子どもたちの創造性を応援する新たな機会をいただきました。
カルティブは、「教育」「文化」面での取組として、絵画コンクールの審査協力やデザイン講話を通じて、子どもたちや若者の創作活動を応援しています。コンクールでの作品募集や審査でお困りの際は、カルティブにお気軽にご相談ください。
引き続き、地域の教育・文化の発展のため取り組み及び発信を行ってまいります。
関連情報
コンクール主催団体情報
岩手県土地改良事業団体連合会(水土里ネットいわて)
設立年月日:昭和33年4月25日
設立認可:農林省指令33農地第1469号
登記:昭和33年6月14日
所在:〒020-0866 岩手県盛岡市本宮二丁目10 番1号
ホームページ:https://www.iwatochi.com
コンテスト概要
令和6年度小中学生による「美しく豊かな村づくり」絵画コンクール
主 催:岩手県土地改良事業団体連合会(水土里ネットいわて)
共 催:岩手県農業農村整備事業推進協議会
後 援:岩手県、岩手県教育委員会、岩手日報社
応募資格:岩手県内の小学生、中学生
テーマ:
「農村の美しい景観、農作業・農村生活の様子、お祭りや伝統的な風習、将来の農業・農村の姿」などを絵画に表現して下さい。
コンテストの詳細は以下URLより
令和6年度小中学生による「美しく豊かな村づくり」絵画コンクール入賞作品決定!!
審査員情報
竹村育貴
株式会社カルティブ 上席執行役員
ビジネスデザイナー/グラフィックデザイナー
プロフィールやこれまでの実績は以下URLより