ー 池田さん以外のカルティブのメンバーは関わっていますか?
- 久慈
- 河田さんが発信業務、ホームページやSNSの運用を担当してくれています。ほんと皆さん頑張ってくれてるけど、「変えるべきところは変えよう」って話ができる関係なんですよね。池田さんとの経営会議は毎月やってます。最近はオンラインが多くなってしまったけど、コロナ以前は毎月ここまで来ていただいていました。
- 池田
- やはり直接来た方がいろんな話ができますね。私も頭がリフレッシュします。さっきまで会議があったのですが、今日は改めて浩介さんの目線はいいなと再確認しました。
春の販売の話をしていたんですが、どうしても「他社はどうやってる」「他社はどう考えてる」っていう悪いわけじゃないけどそういう意見が出るんですよね。でも浩介さんだけ「買いたい人に売ればいい」「買った人が幸せになる提供の仕方が必要だろう」って。当たり前の話を当たり前にしているんですが、素晴らしいなと感じて笑ってしまいました。
その浩介さんの姿勢が南部美人の素晴らしさを語ってるなと感じます。この視座の高さが現場を変えていくものと信じています。
ー カルティブのメンバーの印象を教えてください。
- 久慈
- 池田さんは数字に強いし、こうあらなければいけないところも言ってくれる。「浩介さんの言っていることは正しい」って真っ正面から肯定してくれるのがうれしかったです。
もちろん仲間は自分の方針を肯定してくれるんだけど、池田さんはなんというか「真っ正面から」の肯定なんですよ。
私が思ってることって必ずしも会社の利益になるわけじゃないんですが、「それは社会的貢献の観念もあるから正しいんですよ」ってことを言ってくれるし、それで気持ちがひとつラクになる。知らないことをいろいろ伝えてくれるという意味でも、すごくありがたいです。
河田さんは、池田さんや自分にない人間味があります。それがすごく面白くて好きなんですよね。
ー カルティブから見た南部美人の印象をおしえてください。
- 池田
- 南部美人は浩介さんを体現していて、今年も浩介さんは世界各国をまわっています。また、コロナで関係がなくなったところを修復しようって、私が何も言わなくてもそのように行動をしているんです。その結果、海外の営業担当が自身の役割を理解して「認知拡大や販売拡大をどうするか」というアクションにつながる。浩介さんが最初に動いて一歩も二歩も先にいって自由にやっているんです。それが南部美人のすごいところ。
それができているからこそ、日本を代表するブランドだと思うんです。だからこそ、今何か足らないものがあればいつでも助けたいという考えで私はいます。
例えば「日本酒だけではなく、ジャパニーズウイスキーを売ろう」っていう視座は、現場からは生まれづらいと思うんです。浩介さんの顧客目線や他の視点があってこその考えなんですよね。南部美人の価値を維持するための売り方というのをしっかり考えているから、さすがだなと思ってますし、どうなっていくのか期待してしまいます。
- 久慈
- 我々が我々の力で売るのには限界があるんです。限られている世界の中でしか売れていかない。けれど、池田さん、ないしはカルティブが持ってるネットワークやリソースにささえていただければ、我々がこれまで売ってこれなかった外に展開していける。そういう外に外に推進しようと今一生懸命やっているので、そういったものに協力していただけると心強いです。池田さんは、ご自身の領域でお客さんに対して南部美人をアピールしてくれているんです。それをやっていただけるのもありがたい。
「南部美人が一番」ってカルティブにはずっと言われ続けてほしいですし、こちらとしてもその期待に応え続けたいです。