この度、上席執行役員の竹村が岩手大学イーハトーヴ協創コースのペーサーの委嘱を受けたことをお知らせいたします。
竹村の母校である岩手大学では、岩手大学地域協創教育センターではアントレプレナー人材育成及びソーシャルイノベーション人材育成に資する全学対象プログラムの開発と実践を行う「イーハトーヴ協創コース」を開いています。
岩手大学卒業生である宮沢賢治の想い「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」(well-being)を受け継ぎ、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現を目指し、岩手で生きる、岩手と縁のある地域の多様な方々との協創活動を通じ、心の豊かさイノベーションマインドを併せ持ち、高い専門性と実践力を兼ね備えたレジリエントな人材を育成を目指しています。
今後、竹村は岩手大学の学生に対して、現役社会人のサポーター(メンター)である「ペーサー」として活動していきます。ペースランナーのように受渭者の学びを伴走し支援する役割を担います。心理的安全性を大切にしながら、受講者それぞれの学びを深めるための対話型の支援を行います。
岩手大学 イーハトーヴ協創コースとは
岩手大学では、地域との連携により、学生たちの実践活動を積極的に支援してきましたが、その活動をさらに充実・強化し、学生と地域との協働を恒常的に促進する「イノベーション・コモンズ(協創拠点)」を実現させることを目的に2023年秋に「地域協創教育センター」を新設。
地域協創教育センターでは地域との協創教育(正課教育と、地域社会を実践の場とした正課外活動との循環・接続を図る教育)を実践することにより、高い専門性と実践力を併せ持ち、社会の様々な視点から直面する課題を理解し、解決に向けて自律的に判断・行動ができる能力を持った人材を育成を目指しています。
そのなかで、全学対象共修プログラムである「イーハトーヴ協創コース」は正課教育及び地域社会を実践の場とした正課外活動をシームレスに運動させた、アントレプレナー人材育成及びソーシャルイノベーション人材育成に資する全学対象プログラムの開発と実践を行うコースです。
教養教育科目としてアントレプレナーシップ(起業家精神)の醸成や、地域のイノベーションに必要な創造性やチャレンジ精神を高めるための新たな科目や、企業・自治体等との提携講義を複数開講し、地域における実践活動(正課外)を含めてパッケージ化し、それぞれの活動を評価しています。
「イーハトーヴ協創コース」を本格的に受講するにたって必修になる最初のプログラムが「地域協創入門」となります。
岩手大学イーハトーヴ協創コース
https://www.iwate-u.ac.jp/rcec/ihatov-course.html
(外部リンク)
当社上席執行役員 竹村 育貴のプロフィール
株式会社カルティブ
上席執行役員、ビジネスデザイナー・グラフィックデザイナー
竹村 育貴(たけむらなるき)
1981年秋田県大仙市生まれ。盛岡市在住。岩手大学教育学部にて視覚伝達デザインを学び、中学校、高校教員免許を取得。卒業後、家業の屋外広告業でデザインを開始。筆書きの看板職人に師事し、技能五輪全国大会広告美術職種にて銀賞を受賞。その後、一級広告美術技能士を取得。2008年より学校法人に勤務し、専門学校にて200名以上の学生をグラフィックデザイナーとして育成。以降、学校法人の企業連携や経営企画までを担当し12年間勤務。2019年4月カルティブ入社。
カルティブにおける業務担当領域は、企業のビジネスモデル分析・設計、経営戦略立案からデザインクリエイティブまでのコンサルティグ及びディレクション、自治体や各種団体からの事業委託の計画策定から運営等を担当する。近年、教育業界の経験から講師、人材採用指導、スタッフ育成の支援も担当する機会が増えている。
その傍ら、「人とデザインの幸せな仕組みづくり」をミッションに、業界団体の役員や審査委員、作家としての作品発表を行う。また、2020年に地域資源のカラーブランディングとプロモーションを手掛ける一般社団法人日本地域色協会を設立し、代表理事を務める。
詳しい経歴プロフィールは、下記リンクよりご覧ください。
https://cultive.co.jp/archives/member/takemura
カルティブはこれからも「身近な人を幸せに」のポリシーに、教育、地域、文化を軸とした事業を展開しながら、地域と連携した教育実践の支援に取り組んでいきます。