2023年2月25日に福島空港にて須賀川創英館高校、千葉商科大学がフィールドワークを実施され、カルティブも参画してまいりました。この取り組みは、福島空港を拠点とした産官学の地域活性化プロジェクト「福島S-HART事業」の一環として実施されました。
「福島S-HART事業」は、千葉商科大学とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社による地方創生・SDGs推進の共同プロジェクトとして始まり、東日本大震災からの復興 と地域活性化を課題に取り組んでいる須賀川創英館高校オフィス情報科とともに、福島県須賀川市を拠点に活動しています。現在は、現地養蜂グループ、NPO法人銀座ミツバチプロジェクト、福島空港ビル株式会社、株式会社ANA総合研究所、福島県、須賀川市、株式会社ふるサポ、株式会社カルティブ他と連携しています。
今回、同校などはグランシア須賀川や千葉商科大などと協力し、須賀川養蜂伝右衛門はちみつを使ったスイーツを開発し、福島空港の支援と地域活性化を目指しています。また、空港敷地内での養蜂も検討しています。
25日に実施されたフィールドワークの試食会では、福島空港で一般利用者を対象に行い、アンケート調査を通じて新年度からの販売に向け事業の充実を図ることを目的に実施されました。
今回開発した商品は地域のハチミツを使用したバスクチーズケーキ。
商品開発にあたっては、学生たち中心で先進事例などを学びながら味や商品名を考えました。
実際に採用された商品名は「伝右衛門La BeeNIR(ラ・ビーニャ)」
生徒たちで考えた300個もの候補のなかからが選ばれました。
ラ・ビ―ニャはこのケーキのバスク地方での呼称であり、綴りを蜂の「Bee」、近赤外線の「NIR」に変えた。近赤外線は、農薬などに侵されたミツバチの生存率を高めた研究があることに由来しています。そして、明治時代に福島県須賀川市に生まれ、産業発展に貢献した橋本伝右衛門にちなみ名付けられています。
スイーツの製造は、市内総合結婚式場グランシア須賀川のスイーツ部門のパティシエの方が担当し、市内のカフェやグランシア須賀川などでも扱う予定です。
今回、カルティブのデザイナー竹村が商品ロゴ案の作成支援を実施いたしました。
商品ロゴ作成にあたっては、学生向けデザイン講座を2回に渡り実施。生徒たちが出たデザイン考案をもとにを受けて竹村が商品ロゴ手掛けております。
今回のフィールドワークで得た意見などをもとに、新年度は空港や市内などでの販売を目指していく予定です。
メディア掲載
今回の取り組みは複数のメディアにも掲載されました。
ぜひ下記URLより記事をご覧ください。
「福島民報」掲載記事